コーヒーソムリエを取るには?実際の申込手順と勉強におすすめの本を紹介!
コーヒーソムリエの取得を考えている方
「コーヒーソムリエって聞いたことあるけど、どうやって取るん?申し込みはどうすれば……。勉強はどうすれば……。資格の取得について教えて!」
そういった疑問に答えます!
◇本記事の内容
- コーヒーソムリエ(資格)とは?
- コーヒーソムリエの資格を取るには?
- コーヒーソムリエの申込手続きはこうやろう
- コーヒーソムリエにおすすめの教材・本と勉強法
- コーヒーソムリエは意味がない?取得のメリット
皆さん、こんにちは!
コーヒーソムリエ資格を取得済みで、コーヒー屋の今野直倫です。
この記事が皆さんのコーヒーライフのお役に立てれば幸いです。
目次
1. コーヒーソムリエ(資格)とは?
出典:コーヒー資格のコーヒーソムリエ認定試験 | 日本安全食料料理協会
コーヒーソムリエとは、コーヒーの基本的な事柄を身につけているかどうかが問われる資格です。
試験概要
コーヒー豆、コーヒーの産地や種類、美味しい生豆の見分け方、焙煎についてなど、コーヒーを選び、楽しむための知識が問われます。試験ではコーヒーの歴史、生豆の選び方、豆どうしの相性、コーヒー豆の産地 コーヒーの淹れ方、淹れ方と味の関係、コーヒー豆の種類、豆の違いによる焙煎、ラテアート、コーヒーカップの種類などについて問われます。
試験は筆記試験となっており、在宅で受験することができます。
コーヒーの仕事をするのに必須というわけではありませんが、知識を付けることで就職や転職で有利になるかもしれません。
後ほど詳しく紹介しますが、筆者は、コーヒーソムリエの資格を持っていることで、企業からお仕事を頂けています。
コーヒーを仕事にしたい、コーヒーの知識を付けたい、という方は受けておいて損はないでしょう。
2. コーヒーソムリエ資格を取るには?
コーヒーソムリエを取るにはどうしたらいいでしょうか?
結論からいうと、「受ける」と「受かる」この2つをすれば、コーヒーソムリエという資格を取ることができますよね。
では、まず受けるために、申し込みをする必要があるので、その概要を見ていきましょう。
2.1 申し込み
-
- 試験は偶数月に行われている
- 受付期間は前月の間
- 公式サイトで受付
- 形式は在宅受験
こんな感じですね。
ネットでの申し込みとなりますので、公式サイトから行ってください。
この記事の1番下に貼っておくので、この記事の内容を理解して、飛んで頂くといいと思います。
では、受けたら、当然のことながら受からなければ資格はもらえません。
ということで、受かるためにはどんな知識が必要なのか見ていきましょう。
2.2 必要な知識
-
- 歴史
- 生豆の選び方
- 豆の相性
- 産地
- 淹れ方
- 淹れ方と味
- 豆の種類
- 焙煎
- ラテアート
- コーヒーカップの種類
非常に多い!と思われたかもしれませんね。
ですが、そこまで臆することはないですよ。
聞かれることは広範囲に渡りますが、基本的なことを押さえておけば大丈夫です。
勉強の仕方については、3つ目のトピックでお話ししますね!
3. コーヒーソムリエの申込手続きはこうやろう
では、実際に申し込みの手続きを行っていきましょう!
公式サイトへ行く前に、準備しておくことやもの、それからどんな流れで受験に至るのか、詳しくみていきます。
3.1 申し込み前の準備
- 何月に受けるのかを決定する(偶数月に試験は行われます)。
- 諭吉さん(お金がかかります)。
受験月の前月中に公式サイトから申し込みをしましょう。
3.2 申し込み後の流れ
- 書類が届きます。着払いですので、諭吉さんの準備を忘れないようにしてください。
- その月の20〜25日に受験しなければなりません。
- 答案を作成したら、30日必着でJSFCAに送ってください。
- 70%以上の正答率で合格です。
- 翌月20日に合格通知が発送されます。
※合格認定カード・証を発行する場合、¥5500を用意してください。
といった形になります。
ちなみに私が経験した話をすると、試験の問題数は20問で、70%で合格なので14問正解すれば合格でした。
そう考えると、ハードルが下がりませんか?
4. コーヒーソムリエにおすすめの教材・本と勉強法
コーヒーソムリエには、公式テキストや教材、過去問題集などはありません。
では、コーヒーソムリエの資格を取るには、どうやって勉強したらいいのでしょうか?
コーヒーソムリエ取得に向けての勉強法は、一言でいえば、「基本をしっかり押さえる」ということです。
そのためには、色々なものをあたるより、何か一冊基本事項を網羅している本を読み込むべし!です。
なぜなら、一冊の本に集中した方が、コーヒー全体を体系的に学べるからです。
私が一冊挙げるとすれば、「田口護の珈琲大全」ですね。
これを隅から隅まで読み込めば、ほとんどの問題には対応できます。
ちなみに私は、このように独学することで合格できました。
この本である必要はないですが、皆さんも何か一冊好きな本を見つけて、まずはその本を自分の中にインストールするつもりで読んでみてくださいね。
5. コーヒーソムリエは意味ない?取得するメリット
「コーヒーソムリエの資格を取っても、意味ないんでしょ?」と、思っている方もいるかもしれません。
たしかに、コーヒー屋やバリスタになるのに資格は必要なく、そういう意味ではコーヒーソムリエも必須というわけではありません。
しかし、私はコーヒーソムリエを取得してよかったと思っています。
なぜなら、資格を持っていることで、「コーヒーに詳しい人」として、認知してもらえるからです。
たとえば、私は、コーヒーソムリエの資格を持っていることで、コーヒーコラム執筆のお仕事を頂いています。
macaroniは、グルメや料理、暮らしに関する情報を掲載している、日本最大級の食特化型メディアです。
私は、コーヒーの記事を担当させていただいており、1年半ほど継続でお仕事をさせていただいています。
直接的に資格が必要なわけでないですが、持っていると周りの見る目が変わってくると思いますよ!
6. まとめ
本記事の内容をまとめます。
- コーヒーソムリエを取るには?
- 申し込みの手続きはこうやれ!
- コーヒーソムリエ取得に向けての勉強法。
こんな感じです。
コーヒーソムリエという資格は魅力的なのですが、正直にいえばそれがあれば、バリスタになれるとかそういう類のものではありません。
そもそもバリスタになるには資格は要らないですからね。
ただ、自分にはコーヒーに対して熱い思いがある!という証明にはなります。
また、コーヒーソムリエを取るために勉強をして、いやでも知識を蓄えることになりますので、勉強の機会としてはうってつけだと思います。
よかったら、コーヒーソムリエを受験する前に、一冊本を読んで勉強することをおすすめします。
皆さんも、自分の力を試してみませんか?
今回は以上です。
ご質問等あれば、Twitter・YouTube・Instagramでも受け付けていますので、お気軽にどうぞ!
コーヒー屋・フリーランスWebマーケター|ミニマリスト|心の病気・通勤中に倒れる ▶︎ 教師辞める ▶︎ 全国を回る出張バリスタ・Webライター ▶︎ 実店舗オープン・Webマーケター|店番しながら仕事したり、コーヒー飲みながら仕事したり。